フリーランスは第1号被保険者
会社を中途退社し、個人事業主やフリーランスになると、国民年金は第2号被保険者から第1号被保険者となり、自分で国民年金の保険料を支払う必要があります。会社員だと、会社が給料から天引きしてくれますが、自ら払うとなると、重い負担感があります。
特にフリーランスになりたてだと、収入が少ないケースもありますから、この保険料がとても重く感じます。
私自身もそうでした(涙)。
2024年度(和6年度)の保険料は1万6980円。専業主婦(第3号被保険者)だった妻も第1号被保険者になりますから、月額合計3万3960円に上ります。重たすぎますよね~。
しかし、しかし…です!
60歳までの加入は義務ですし、老後のことを考えると、やはりしっかり、納付しておくことが大切です。
2年間の前払いで1万6590円お得!
会社の退職金がある人は、いっそのこと前払いしてはどうでしょうか?
例えば、2年間分を口座振替で先に納めてしまうと(前納:39万7290円)すると、1万6590円お得になります。
つまり2年間で4・17%の利息がつくようなものなのです。どうでしょうか…。
また、クレジットカード払いだと1万5290円、1年分の口座振替だと4270円、1年分のクレジットカードだと3620円が割り引かれます。
退職でまとまったお金が入ったのなら、貯金や投資に回したい気持ちもよく理解できますが、国民年金保険料を先に払ってしまえば、2年間は毎月の納付がないので少し気分的に楽になるのでは。
フリーランスの社会保障制度が貧弱なのは間違いありません。
国会でもしばしば議論の対象になっています。しかし、今を生きている私たちにとっては現行制度の中でやりくりするしかありません。
ともに頑張っていきましょう!!